校長先生右脳授業

よく「絵の学校行ってたんですか?」って聞かれるんですが
私は絵の学校どころか、小さい頃から絵ばっかり描いてる子供でもありませんでした。

ちなみに、本格的?に絵を描き始めたのは今から7年くらい前かなぁ。
27歳の時です。
・・・確か(笑)

小さい頃から絵ばっかり描いてる訳でもないのに、強烈に残っている絵の思い出と言えば・・・
それは小学校高学年の時の校長先生。

授業の一部を使って、当時から絵を描いていた校長先生が教室にやってきては色んなお題を出してくれました。

お題ですよ。

何を想像しますか???

「教室の窓から見える風景を描きましょう?」

とか?

「向かいのお友達の顔を描きましょう?」

とか?










答えはNO!

お題はこんな感じです。

「時計屋さんに 夜 小人が来ました」

!!!!!!!!

そして言うんです。

「さぁ!それを絵にしてごらん^^」

私は黙々と描きましたよ。
あらゆる想像をして。

夜の時計屋さんにたくさんの小人が入ってきて、時計を持って踊ったり、時計を修理したり。
小人がニッコニコ笑って楽しそう♪にしてるのを描きました。
きっと夢中で。

好きだったんでしょうねぇ~
何か現実でありそうもないことを【考えること】が。

その絵は今はもう写真にしか残っていないのですが、頭には強烈に残っています。
そして、小学校~高校までで一番記憶に残っている授業も実はこの授業。

たくさんの授業の中でですよ(笑)
ダントツ1位がこの絵の授業でした。

ちなみに2位は牛乳パックで作った仕掛け人形と言う・・・(笑)
12年間も勉強してきたはずなのに、あとはサッパリ覚えていません。
音楽と美術くらいしか出来なかったもので。。。。
何ともアーティスティックな私でしょう?ククク


でもね、今もその時の絵の授業を思い出すと何故だか涙が出てくるんですよ。

校長先生は「この色すごくいいね^^」とか「ここにこの色足したらどうなるかな?」
なんて話してくれた大人でした。

否定せず、押し付けず。
それでいてとっても楽しい。
居心地のいい時間。

今も当時の校長先生は絵を描き続けています。
もう、80歳近いのかなぁ。

この間、滝川自然美術史館に美術会員の方達の作品展を観に行ったら
校長先生の油絵がありました。

額装されている絵なのに
ずーーーーーーっと遠くまで見渡せそうな
視界がクリアに感じる風景画。




その絵を観て、何で私は絵が好きなんだろう?と思う訳です。




きっと私が絵を好きなのは・・・・





色が  とにかく  大好きだから♪

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絵を描いてる時  「あの服が着たい」とか「もっとお金持ちになりたい!」とかがなくなるから

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不安や恐れなんて、これっぽっちもなくなるから

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ただひたすら 色の混ざり方や 気持ちのいい線に ワクワク♪するから

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あと、付け加えるなら

いい意味で詰まるから。




そんな感じだと思います。




自分を表現する

とか

こんな気持ちを伝えたい!

とかは

正直あまりないかも知れません。




でも、大好きな気持ちは

きっといつも詰まっていると思います。

きっとね。

きっと。

それは伝わるのかな・・・なんて思っています。

今回は色鉛筆で描きました。

やっぱり色って好きだなぁ~

絵はあの当時の校長先生のような存在なのかもれないですね。
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by ririnomi | 2010-03-01 20:22 |